真冬に来た春

2004年1月12日
「…どうしよう。」

それは、嬉しいとまどい。

紆余曲折の百戦錬磨を自負していたはずの女が、
まるで初心な娘のように胸をときめかせ、
再会に想いを馳せるとは!

雪の吹きすさぶ真冬でありながら、
心の中はピンクのガーベラが咲き乱れる春のごとく。
それは、冷静に傍観するもう一人の自分が
嘲笑を浮かべるほどの少女趣味、乙女浪漫の世界。

しかしそれも悪くない、
と、久しく消えていた初心な自分との対面の
新鮮さを楽しんでいることもまた事実。

ああ、
やはり青春の時代の恋はいつまでも強い。

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