飲んだくれの朝
2008年3月20日昨日は、久々に外で飲んだくれたのが面白かったので、
あえて日記に残してみることにする。
今回なかなか苦しませてもらった長期プロジェクトの終了打ち上げを称し、主要制作スタッフ4人で集まって、某高層ビルの高級鳥屋で19時半より酒宴をスタートし、いつもならこの時間は余裕で残業初期段階の頃だというのに!と歓喜しながら、手始めに生ビール、それから1杯1000円ほどの焼酎をロックで頼み、それを少なくとも7〜8回は繰り返し、もう十分だと思いながらも、その上さらにワインを1本開けていたら、いつの間にやら23時で閉店時刻、店長から若干白い目で追い出されたのだが、そんなことはまったく気にしないKY4人組。
しかし社会人なら、この段階で翌日が火曜で平日で、つまり出勤だということを考えて帰宅すべきなのだろうけど、完全に酔っ払った同僚の「もう1軒いきましょ〜よ〜」が決め手となり、私の道案内にて、アメリカンバーに行くことになって、その店のメニューはハンバーガーやピカタなどの、ろくでもないジャンクフードしかなく、どこかできちんと食事を取ってから入ったほうがよいような料理を出すが、ジュークボックスやダーツがあるのでツールには事欠かず、何より雰囲気がアメリカンで(笑)、まさに二軒目に最適な店で、といっても、もう4年ほど行っていなかったのだけど、その4年前の最後の訪問のときは、同郷の男友達と二人で行って「付き合ってほしい」なんて唐突に告白とやらをされたんだっけと、記憶がよみがえるけれど、それ以上に酔いが回っていたようで、ハイヒールの足どりがふらふらしてきたところで、店がある通りへ到着したというのに、一帯は暗く、しばらくうろうろしたが、店が閉まっているのか、まさか潰れてしまったのか、とにかく店がやっていないことだけは確かで、歩かせた同僚たちに侘びつつ、それを潮時にしても良かったけれど、皆まだ飲む気満々だったので、さらに歩いて、とある生演奏バーへ。
時はすでに23時半ごろ、楽しみにしていたバンド演奏も終わってしまっていて、客は一人もおらず、いつものことだがマスターは完全に酔っ払って、顔真っ赤にしてゆらゆらしていて、私もいつものサングリアをデキャンタでオーダーして、ふと隣を見ると「もう1軒いきましょ〜よ〜」の同僚は、酔いつぶれてすやすやと眠っていたので苦笑しつつ、残る3人でサングリア片手にあれこれを語っていたら、いつの間にか我が社の体制について真剣議論となり、酔いが手伝って興奮気味にアツく、「今のままじゃこの会社は5年後には終わってるね!」と熱弁をふるう私と、力強く頷く同僚たち。
そんな情景はよく覚えているのだが、どういう理由づけでそんなアナーキー発言したのか、まったく覚えていなくて、何か論理的に主張していたコトだけは覚えていて、まさに前後不覚、それもまたよし、いや、よくない、という自問自答をいったりきたり。
そうこうするうちに、時計は1時を過ぎていて、ふらふらのマスターから「そろそろ…」と切り出されたので、店を出てタクシーに乗って帰宅することにして、車1台でめいめいの家を、順ぐり回ってもらうことにしたけれど、全員違う区に住んでいるので、結構距離があり、二人目まで落としたところで、さすがに疲れも出てきて一刻も早く家のベッドに倒れたい気分になってきたし、家のある順番的に私は三番目で降りるつもりだったが、酔い潰れてぐぅぐぅ寝ている「もう1軒いきましょ〜よ〜」娘を最後に放置していくわけにはいかないと思い直し、彼女の家が一番遠いのに先に送ることにしたのは、やはり私のほうが彼女の二つ年上だから。
深夜で道がすいているとはいえ、40分以上タクシーに乗っていれば、時間的にも酒の回り的にも、多少、いや、結構うつらうつらしてくるが、ここで私まで崩れたら絶対この運転手は遠回りをするだろうと見て、必死に眠気を我慢し、メーターと睨めっこしつつ、彼女を無事降ろしつしていたら、深夜の割り増し料金で基本料金は高くなるも、長距離割り引きで、プラマイゼロで、結果的に1万円を払って降りることとなって、あれだけいいものを食べて飲みまくったのに、飲食代金よりタクシー代のほうが高いって何だかなぁ、と不服に感じながら、マンションに着いたら、そんなことはすぐに忘れて、ろくに化粧も落とさずベッドに直行して、泥のようにばったりと深く深く深く眠りに落ちた午前2時。
今朝出社すると、意外なことに私以外の3人も、昨夜何事もなかったかのように通常通りに出社していて、あれだけの量を飲んだたなら、誰か一人ぐらい体調不良、要するに二日酔いでダウンして、出社がゆるい我が社のこと、電話一本で簡単に昼出社でもしそうなものなのに、大量のアルコール摂取をまったく引きずらず、午前中からばりばり仕事をしているというのが、すごい、恐るべし、やっぱりうちの社員はタフだ、と再認識して、このタフさがあれば、我が社が5年後に終わることもないだろう(笑)と昨夜の発言を一人こっそり撤回し、それにしても、営業の若手たちがよく酒宴と称したコンパで平日からで乱痴気騒ぎをして翌朝グッタリしているのを見て、「平日からバッカだな〜」と思っていたけれど、たまにはこういうヤンチャも良いな、とほくそ笑んでみたり、でもそれなりに体力を消耗するので、半年に一度が限度だけど、と自分の年齢とお肌をいたわってみたり、つれづれ想いを馳せて過ぎゆく飲んだくれの朝なのだった。
…と、さして意味もない、ただの飲み会の話を、
流行に乗って(?)ある作家の文体を真似て書いてみた(笑)
今こういうテイストでブログ書いちゃってる人も多いんだろーなー・・・
しかしあの新米作家の、作品よりも彼女自身のちょっとキテレツな佇まいが気にかかる。
あえて日記に残してみることにする。
今回なかなか苦しませてもらった長期プロジェクトの終了打ち上げを称し、主要制作スタッフ4人で集まって、某高層ビルの高級鳥屋で19時半より酒宴をスタートし、いつもならこの時間は余裕で残業初期段階の頃だというのに!と歓喜しながら、手始めに生ビール、それから1杯1000円ほどの焼酎をロックで頼み、それを少なくとも7〜8回は繰り返し、もう十分だと思いながらも、その上さらにワインを1本開けていたら、いつの間にやら23時で閉店時刻、店長から若干白い目で追い出されたのだが、そんなことはまったく気にしないKY4人組。
しかし社会人なら、この段階で翌日が火曜で平日で、つまり出勤だということを考えて帰宅すべきなのだろうけど、完全に酔っ払った同僚の「もう1軒いきましょ〜よ〜」が決め手となり、私の道案内にて、アメリカンバーに行くことになって、その店のメニューはハンバーガーやピカタなどの、ろくでもないジャンクフードしかなく、どこかできちんと食事を取ってから入ったほうがよいような料理を出すが、ジュークボックスやダーツがあるのでツールには事欠かず、何より雰囲気がアメリカンで(笑)、まさに二軒目に最適な店で、といっても、もう4年ほど行っていなかったのだけど、その4年前の最後の訪問のときは、同郷の男友達と二人で行って「付き合ってほしい」なんて唐突に告白とやらをされたんだっけと、記憶がよみがえるけれど、それ以上に酔いが回っていたようで、ハイヒールの足どりがふらふらしてきたところで、店がある通りへ到着したというのに、一帯は暗く、しばらくうろうろしたが、店が閉まっているのか、まさか潰れてしまったのか、とにかく店がやっていないことだけは確かで、歩かせた同僚たちに侘びつつ、それを潮時にしても良かったけれど、皆まだ飲む気満々だったので、さらに歩いて、とある生演奏バーへ。
時はすでに23時半ごろ、楽しみにしていたバンド演奏も終わってしまっていて、客は一人もおらず、いつものことだがマスターは完全に酔っ払って、顔真っ赤にしてゆらゆらしていて、私もいつものサングリアをデキャンタでオーダーして、ふと隣を見ると「もう1軒いきましょ〜よ〜」の同僚は、酔いつぶれてすやすやと眠っていたので苦笑しつつ、残る3人でサングリア片手にあれこれを語っていたら、いつの間にか我が社の体制について真剣議論となり、酔いが手伝って興奮気味にアツく、「今のままじゃこの会社は5年後には終わってるね!」と熱弁をふるう私と、力強く頷く同僚たち。
そんな情景はよく覚えているのだが、どういう理由づけでそんなアナーキー発言したのか、まったく覚えていなくて、何か論理的に主張していたコトだけは覚えていて、まさに前後不覚、それもまたよし、いや、よくない、という自問自答をいったりきたり。
そうこうするうちに、時計は1時を過ぎていて、ふらふらのマスターから「そろそろ…」と切り出されたので、店を出てタクシーに乗って帰宅することにして、車1台でめいめいの家を、順ぐり回ってもらうことにしたけれど、全員違う区に住んでいるので、結構距離があり、二人目まで落としたところで、さすがに疲れも出てきて一刻も早く家のベッドに倒れたい気分になってきたし、家のある順番的に私は三番目で降りるつもりだったが、酔い潰れてぐぅぐぅ寝ている「もう1軒いきましょ〜よ〜」娘を最後に放置していくわけにはいかないと思い直し、彼女の家が一番遠いのに先に送ることにしたのは、やはり私のほうが彼女の二つ年上だから。
深夜で道がすいているとはいえ、40分以上タクシーに乗っていれば、時間的にも酒の回り的にも、多少、いや、結構うつらうつらしてくるが、ここで私まで崩れたら絶対この運転手は遠回りをするだろうと見て、必死に眠気を我慢し、メーターと睨めっこしつつ、彼女を無事降ろしつしていたら、深夜の割り増し料金で基本料金は高くなるも、長距離割り引きで、プラマイゼロで、結果的に1万円を払って降りることとなって、あれだけいいものを食べて飲みまくったのに、飲食代金よりタクシー代のほうが高いって何だかなぁ、と不服に感じながら、マンションに着いたら、そんなことはすぐに忘れて、ろくに化粧も落とさずベッドに直行して、泥のようにばったりと深く深く深く眠りに落ちた午前2時。
今朝出社すると、意外なことに私以外の3人も、昨夜何事もなかったかのように通常通りに出社していて、あれだけの量を飲んだたなら、誰か一人ぐらい体調不良、要するに二日酔いでダウンして、出社がゆるい我が社のこと、電話一本で簡単に昼出社でもしそうなものなのに、大量のアルコール摂取をまったく引きずらず、午前中からばりばり仕事をしているというのが、すごい、恐るべし、やっぱりうちの社員はタフだ、と再認識して、このタフさがあれば、我が社が5年後に終わることもないだろう(笑)と昨夜の発言を一人こっそり撤回し、それにしても、営業の若手たちがよく酒宴と称したコンパで平日からで乱痴気騒ぎをして翌朝グッタリしているのを見て、「平日からバッカだな〜」と思っていたけれど、たまにはこういうヤンチャも良いな、とほくそ笑んでみたり、でもそれなりに体力を消耗するので、半年に一度が限度だけど、と自分の年齢とお肌をいたわってみたり、つれづれ想いを馳せて過ぎゆく飲んだくれの朝なのだった。
…と、さして意味もない、ただの飲み会の話を、
流行に乗って(?)ある作家の文体を真似て書いてみた(笑)
今こういうテイストでブログ書いちゃってる人も多いんだろーなー・・・
しかしあの新米作家の、作品よりも彼女自身のちょっとキテレツな佇まいが気にかかる。
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