It’s Now or Never

2008年4月19日
同じフロアとはいえ、仕事は無関係なので、
見つめまくってアピールしなければと思いつつ、
視界に入ると、視線を向けることができない・・・何このシャイガール?
と、自分に突っ込みたくなる。

とにかく、見ないと。じっと。
あの子、俺のこと見てる?と気づかせないと。
多数の女性社員の一人じゃなくて、「特別」に昇格させないと。
と、方法は分かっているけど、何せ、実行がタイヘン。
正攻法は難しい。

そして、ふと思う。

相手の具体的なことを何ひとつ(性格すら)知らない。
まるで“中高生の先輩への片想い”みたいな恋心は、
容量としては今がピークで、あとは減る一方なのだろう。
実情を知れば知るほど幻滅していって、ゼロになった時に恋は終わる。
恋は、容量減らしの感情活動。

愛は、逆で、増やしていく作業。
相手の欠点は減量ポイントにならない。
私の、私の恋人への感情は、だから、愛情なのだ。
少しずつ、少しずつ、積み上がっていく。

愛情を保つことは、精神的に心地よい。
恋愛の刺激は、肉体的に気持ちよい。

恋人と育む穏やかな愛情の中で、
めらめらと身を焼くような情欲は反比例して失われていく。
それを埋めるための恋なのだろう。
心ときめくのは、子宮の呼ぶ性欲と等号で結ばれる。
片想いといえば純粋に聞こえるが、満たされない性欲を抱えているに過ぎない。
それを分かって、それを楽しむ。
それが、中高生の頃の恋と、大人になってからの恋との違いだ。

ところで、ここ最近、私の脳内BGMでずっと流れ続けているのは、
エルヴィスの「It’s Now or Never」。
毎朝、支度しているときにリピートでかけるおかげで、
仕事中も頭の中で流れている。

(今月からOAの酒のCMに使われているが、エルヴィスの曲が日本のCMに使われるのは初めてのことらしい。一体どれだけのお金を積んだのか?)



It’s now or never
come hold me tight
Kiss me my darling
be mine tonight
Tomorrow will be too late
it’s now or never
My love won’t wait

When I first saw you
with your smile so tender
My heart was captured
my soul surrendered
I’d spend a lifetime
waiting for the right time
Now that your near
the time is here at last

It’s now or never,
come hold me tight
Kiss me my darling
be mine tonight
Tomorrow will be too late
it’s now or never
My love won’t wait

Just like a willow
we would cry an ocean
If we lost true love
and sweet devotion
Your lips excite me
let your arms invite me
For who knows when
we’ll meet again this way

It’s now or never
come hold me tight
Kiss me my darling
be mine tonight
Tomorrow will be too late
it’s now or never
My love won’t wait

ロマンティックなメロディーと甘い歌声、
だけど切々と歌う内容は、
要は「今夜やらせてくれ」(笑)

なんてストレートな情愛。
恋の到達点は、しかし結局ここなのだ。
恋というのは、人間の感情の中で一番、動物的なのかもしれない。
狩猟本能。
狩りたい。生の実感。おいしそうな獲物。

「今夜、私のものになって」

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