コンビニですぐに売れてしまう「FEEL」(祥伝社の女性漫画雑誌)が、めずらしくずっと残っているので、もう「サプリ」を5回ぐらい立ち読んでいる(笑)

登場人物たちが皆しなやかに生きて、仕事をして、恋愛をしている感じがとても好き。作者のおかざき真理をさして好きというわけでもないのだけど(他誌で不定期連載している高校生を主人公にした作品なんて、まったく魅力的だと感じない)、「サプリ」だけは別格で面白い。

働く女性を描いた漫画といえば、他にすぐ思い浮かぶのが安野モヨ子の「働きマン」。
作者自身が働きマン過ぎて、体を壊して現在休業中のことだけど、この作品は男性誌(モーニング)に連載されているだけあって、どちらかというと男性的なパワフルさに満ちている。

と考えると、「サプリ」の最大の魅力である「しなやかさ」というのは、“女性的なパワフルさ”と言えよう。

今回の話では、

・仕事中毒で恋愛中毒、もういいと思いながら続けてしまう(柚木曜子)

・仕事に反省し恋愛にも反省しながら進むタイプ(藤井ミナミ)

・仕事も恋愛も重要でなく、いつでも捨ててしまえる(田中ミズホ)

と、3人3様の生き方を本人たちがはっきり明言していた。
仕事と恋愛のやり方は似る、というのが作者の持論らしい。
へぇ。

自分になぞらえてみる。
私は…?
中毒でもないし反省もしないし捨ててもしまえない。

ただ、仕事も恋愛も、
妥協はしないけど
肝心なところで詰めが甘い(笑)

というか、集中力はあるけど持続力がないので
だらだらと同じことが長く続くと飽きてしまう。

飽きる前までに、いかにその過程を完結させ、次の段階へステップアップさせられるか。
そことの時間勝負。

毎日深夜残業の今のプロジェクトも
来週でようやく終わるから、今ラストスパートをかけている。

多少手を抜いても他人からは分からないレベルの仕事はできるけど、
自分と、「分かる人には分かる」人のために、100%近くの能力を注ぎ込む。

100%なんて絶対無理で、それは奇跡のようなことなので、
やる気出して頑張って、せいぜい90%の納得しかできないけれど
100%出せなかった自分ではなく
100%を出そうとしなかった自分に対して後から無性に腹が立つので
とにかく100%を出そうと試みて90%の完成度で作り上げられたらいい。
それは素人には90%か100%かもわからない差だけど、
そこをこだわるのが、プロだから。

・・・なんて、分かる人にしか分からないこだわりなんて、
本当は必要がなくて、誰でもが分かるこだわりを見せることが
アマじゃなくプロの仕事だろう。

ってことも解ってはいるけど。
でも、「分かる人には分かる」仕事をしようとする私は、
「サプリ」方式で考えれば、
「分かる人には分かる」恋愛しかできないってこと?

なんかやだ(笑)

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