誰にも知られず
本人にすら悟られず
墓場まで持っていく
そんな恋愛があったっていいじゃないか
歳を重ねるごとに
現実という泥に全身が浸かっていく
家を建ててしまえば
逃げ場がないと観念する
不満がなくても
愛情に包まれて
幸せであるにも関わらず
不安や後悔は消えることがない
貪欲な人間だから
別の人生について夢想する
30年近く生きてきても
まだ恋に恋ができるのだと識る
実際に触れてしまえば
言葉を紡いでしまえば
飽きてしまうこと
満たされないこと
そんなことも解っている
想いが成就すればいいことでないことも
現実の道では現実的に幸せになる
想像の世界ではあえて踏み出さない
貴方への気持ちは
二十歳の頃から
何度も溢れそうになっては
その都度、呑み込み続けてきた
何時、伝えられるだろう
私に恋人がいたり
貴方に恋人がいたり
私が他の人に想いを寄せたり
貴方は他の娘への想いを語ったり
すれ違いの切なさも今は懐かしく
生涯、告げないことで
ある意味、貴方への恋に決別する
生涯、告げないことで
ある意味、私の想いは成就する
だって、そうすれば恋は恋のまま
壊れることがない
そういう形の恋愛もある
私は、現実の片隅でそっと愛でる
そんな恋愛を
本人にすら悟られず
墓場まで持っていく
そんな恋愛があったっていいじゃないか
歳を重ねるごとに
現実という泥に全身が浸かっていく
家を建ててしまえば
逃げ場がないと観念する
不満がなくても
愛情に包まれて
幸せであるにも関わらず
不安や後悔は消えることがない
貪欲な人間だから
別の人生について夢想する
30年近く生きてきても
まだ恋に恋ができるのだと識る
実際に触れてしまえば
言葉を紡いでしまえば
飽きてしまうこと
満たされないこと
そんなことも解っている
想いが成就すればいいことでないことも
現実の道では現実的に幸せになる
想像の世界ではあえて踏み出さない
貴方への気持ちは
二十歳の頃から
何度も溢れそうになっては
その都度、呑み込み続けてきた
何時、伝えられるだろう
私に恋人がいたり
貴方に恋人がいたり
私が他の人に想いを寄せたり
貴方は他の娘への想いを語ったり
すれ違いの切なさも今は懐かしく
生涯、告げないことで
ある意味、貴方への恋に決別する
生涯、告げないことで
ある意味、私の想いは成就する
だって、そうすれば恋は恋のまま
壊れることがない
そういう形の恋愛もある
私は、現実の片隅でそっと愛でる
そんな恋愛を
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